Travel1:母子旅の壁は高くない!

母子旅って気になるけど、やったことないから不安…
それに、旅行ばかりにお金をかける訳にもいかないし

あなたのその気持ち、よく分かります。 旅行は好き。友達とも、一人でも行ったことがある。
でも子どもと一緒で大人は自分だけという状況、想像しただけで尻込みしてしまう…

もしあなたが、毎日「ワンオペ育児」をしているのなら、断言します。
母子旅を難しく考える必要はありません。

私は出産後育児休暇を取得し、会社員生活を小休止する機会を得ました。
そこで待っていたのはワンオペ育児。
いろいろ思うところがあり8ヶ月の息子を連れて2週間フランスへぷち家出の旅に出たことがあります。

実際に家出をしてみて気がついたのは「やればできるじゃん」ということ。 必要だったのは視点を変えてものごとを捉えてみること。

子どもがいても好きなことを諦める必要はないと実感したことで気持ちがスッと軽くなり育児にも前向きに取り組めるようになりました。

このブログを通して、似たような状況にいる人の笑顔が今より増えていったら幸いです。

目次

ワンオペ育児のスーパーママ。予行練習バッチリです。

一人で子どもに関わることを担当するママ。 毎日子どもたちの身の回りの世話をし、送り迎えに、空き時間に買い物。 予防接種や習い事のスケジュールを調節して… 加えて仕事もしていたら… 本当に毎日お疲れ様です。


でも、そんなあなたは母子旅の予行練習を十分過ぎるくらいしています。
あとは「でも」と踏み出せずにいる要因を新しい視点で見直してみませんか?

ちょっと考えてみてください。
毎日子どものことをしているのは誰ですか?子どもと過ごす時間が長いのは誰ですか?
ママ、ですよね?
旅行に行くことで、場所は変わっても基本的にやることは同じ。
乳幼児のお子さんほどこれは当てはまります。

10年前、息子と8ヶ月でフランスへ行きました。
最初の1週間はパリの5区、植物園の近くに借りたアパルトマンに滞在。 後半はフランス各地にいる友達の家に息子の紹介を兼ねてホームステイさせてもらいながら移動しました。

パリ滞在中に何をしていたかといえば…
ベビーカーでお散歩をして、公園で日向ぼっこ。
食材を買って離乳食を調理し…
といつもと変わらない毎日。
でも、場所はパリなんです。

セーヌ川沿いをエッフェル塔までベビーカーを押して散歩。
リュクサンブール公園の芝生にタオルを敷いて日向ぼっこ。
近所のマルシェでお店の人に離乳食に適した魚を教えてもらい、家で調理。
ほら、やっていることはいつもと同じ、だと思いませんか。
でも、場所が変わるだけで、自分の気持ちが全く違うんです。

毎日ワンオペ育児で大変だけど、それが母子旅の揺るぎない下地となっている。 どうせ同じことするなら… 自分の気持ちがワクワクする方が良いと思いませんか?

保護者一人、という状況。海外旅行保険は忘れずに。

場所が変わるだけで、やることは一緒。 それはできそう、と思っても次に頭をよぎるのは もし何かあったらどうしよう ではないでしょうか。

普段のお世話はできても、体調を崩したら… 普段から飲むことが多い薬は日本から持っていくことをお勧めしますが、予期せぬ事態も起こるもの。自分の保険はクレジットカード付帯のものでも大丈夫だけど

乳幼児期は子どもの分だけはしっかり海外旅行保険に加入していくことをお勧めします。

クレジットカード付帯のものは手軽ですが、「自分で手配する部分」が多いのも事実。 自分で一度支払いして、診断書をもらって、帰国してから申請して… 乳幼児が一緒で、他に頼れる人もいない状態では厳しいなという意見が大多数でしょう。

パリ滞在中に2度、保険会社を通して派遣してもらったお医者さんに息子を見ていただいたことがありました。

ある日の夕方、アパルトマンに戻ると息子の首の後ろにタバコの火を押し付けたような丸い後がいくつもできています。 機嫌は悪くはないけど、これは変だと思い保険会社に連絡。 滞在先までお医者さんを派遣してくれました。

そこで伝えられたのは 「服の金具と汗が反応して金属アレルギーを発症したようです」

日本にいるときに「金属アレルギーかも」と思い当たるようなことはなく… まさに青天の霹靂。 「詳しい検査は日本に帰国してからしてください」 ということで、抗生物質を処方してもらいました。

しかし、今度はその抗生物質が体に合わず、全身に蕁麻疹が… 再び保険会社に連絡し、翌日にも同じ先生に来ていただき別の薬を処方していただきました。

この一件で私がしたこと。それは保険会社に電話をかけただけです。 保険加入時に送られてきた電話番号に電話しただけ。

保険会社さんから電話で
・先生が決まったこと
・訪問の日時 症状を含む聞き取り内容についてはすでに伝えてあること
・先生の喋れる言語
・診察後先生が保険会社さんにその場で電話し、保険会社さんで診察結果を日本語で伝えてくれる
ことを伝えてもらいました。

気になる支払いや後日申請などはなく、保険会社に2回電話をかけただけで終わりました。
(2回:最初の金属アレルギーと抗生物質による蕁麻疹)

異国の地で、はからずも病気になる そんな心細い状況をがっちりと支えてもらえ、その後も杞憂することなく旅を続けることができました。

何が起こるかわからない

それは日本にいても、海外にいても一緒です。 怪我や病気になってしまった時に、不安になる気持ちをサポートしてくれる。 大人旅とは違う、子連れ旅。

状況に合った海外旅行保険にしっかり加入して出発しましょう!

母子旅の壁は思っていたより低い!

子どもが産まれる前に海外一人旅をしたことがある方なら、場所が変わるだけで、やることはいつもと同じ。
病気や怪我の心配は海外旅行保険に加入することで軽減。で、きっと今すぐにでも計画を立てて旅立てると思います。

パートナーに反対されないかしら
そんな心配がある方もいらっしゃると思います。

育児にパートナーがもっと積極的に関わってくれたら…
もしあなたの譲れないポイントがそこだったら、この機会に話してみるのもいいかもしれませんね。

そうでないなら、子どものためにも自分のためにも、自分のご機嫌は自分で取る。ストレスを溜めず、ニコニコしているママが子どもたちの心の栄養にもなるはず。

普段は会社で、子どもたちは保育園。そんな状況だったら、母子旅は子どもとずっと一緒、かつ自分もリフレッシュできる絶好の機会。育児休暇・有給休暇を使って旅に出ましょう。だって会社員ママって最強ですもの。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • この投稿が好きで、たびたび読み返して、そのたびにやっぱり素敵✨と思ってます。
    shigesaemamaの考え方と行動力、本当に素敵✨

    • あーささん、ありがとうございます!「母子旅してみたいけど…」で止まってしまっている人たちの背中をぽんっと押してみたいという気持ちでこのサイトを立ち上げました。行きたい気持ちはあるけれど、その気持ちを行動に移すまでにある「でも…」という壁を少しずつ低くしていくきっかけになれば嬉しいです。

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