ANA国際線特典航空券を発券する前に…

コツコツ貯めてきたマイル。そろそろ使ってみたいんだけど。今年の夏は特典航空券で海外に行こうかな。

飛行機搭乗、クレジッドカードを使っての買い物、ポイ活でのポイント交換。コツコツ貯めてきたマイル残高が特典航空券に交換できるまでになったんですね。おめでとうございます!

せっかく貯めたマイルは使ってこそその価値を発揮します。インスタやXなどで紹介される複雑な特典航空券発券はお得なのでしょうが難しく感じます。シンプル、でもちょっとお得なANA国際線特典航空券発券を紹介したいと思います。

目次

ANA特典とスターアライアンス特典

ANAで貯めたマイル特典航空券でANA便が選べるのはもちろん、提携航空会社特典航空券としてスターアラーアンス加盟航空会社、スターアライアンスコネクティングパートナー、そして便が限られてきますが、提携航空会社の特典航空券と交換できます。

基本として押さえておきたいのはANA特典とスターアライアンス特典。ポイントを覚えて特典航空券交換の際の参考にしてもらえたら嬉しいです。

ANA特典

ANA国際線特典航空券の詳しい内容はホームページのご利用条件に案内があります。押さえておきたいのは必要マイル数がシーズンによって異なること。日本⇄バンコクを例に取ってみると2024年は下記のように設定されています。シーズンや必要マイル数の詳細もホームページのシーズン・必要マイルチャートに記載があります。貯まったマイル数で行く場所を決めるか、目的地を決めてマイルを貯めるのかは人それぞれでしょう。ANA特典を利用する際には行き先(ゾーン)だけがマイル数を決める要素ではなく、行く時期も影響することを覚えておいてくださいね。

スターアライアンス特典

スターアライアンス特典についてもホームページの提携航空会社特典航空券ご利用条件に詳細が記載されています。ここで押さえて欲しいのは2点。

一つ目はANA特典と違いシーズンによる必要マイル数に変動はない、ということ。年間を通していつでも同じマイル数。繁忙期も閑散期も必要マイル数は同じです。もちろん目的地(ゾーン)により必要なマイル数は異なってきますので、提携航空会社特典航空券ゾーン・必要マイルチャートで確認してくださいね。


二つ目の特徴は途中降機(ストップオーバー)による24時間を超える滞在が可能、ということ。「ん?行って帰ってくるだけなのに、それって何?」と思われた方。これを知っているとマイルの世界がもっと楽しくなりますよ。

ストップオーバーを使ってみる

途中降機(ストップオーバー)ってなに?の前に、まずはシンプルに東京⇄バンコクのANAマイルを使っての特典航空券発券を見ていきたいと思います。

単純往復

特典航空券予約(海外)からANAマイレージクラブ会員情報を入れてログインすると表示される画面に必要事項を入力します。余談ですが、出発地を東京にすると羽田発と成田発両方が一度にチェックできます。検索すると…

特典種別選択でANA特典とスターアライアンス特典を選ぶ画面になります。ANA特典だとANA便だけが表示されるので選択肢が少ないです。スターアライアンス便を選ぶと全ての便が対象に。往路・復路いずれかもしくは両方でANA便以外を利用するとスターアライアンス特典の対象となります。

指定した日付はレギュラーシーズン期間なので日本⇄バンコクで必要なマイル数はANA特典・スターアライアンス特典共に35,000マイル。税金やサーチャージなのどに各社差があり、マイルの他に支払う金額はANA特典の方が多いです。

単純往復+国内一区間

さて、ここでスターアライアンス特典の途中降機を使ってみましょう。

                                          (ANAホームページより)

使い方はとても簡単。
1)複数都市・クラス混在を選ぶ
2)単純往復の前もしくは後ろにもう1区間追加する
です。

ここでは東京⇄バンコクの後に羽田→沖縄を入れてみました。注意点は、東京⇄バンコクの前に東京→沖縄は入れられないということ。これが沖縄→東京なら問題なく前に加えることができます。これは東京→沖縄を1区間目に持ってきてしまうと、2区間目が東京→バンコクとなり地上移動区間が発生し、上記記載の「乗り換え」の条件に引っかかってしまうから、と思われます。

飛行機の便を選ぶ際は、スターアライアンス特典を適用させるために、往路・復路いずれかもしくは両方でANA便以外を利用する、を忘れないでくださいね。旅行スタイルによって飛行機の選び方は様々でしょうが、希望する時間帯にANA便・スターアライアンス便両方がある場合などぜひこの途中降機条件を使ってもう一区間追加で発券してみてください。

まとめ

・ANA特典はシーズンにより必要マイル数が変動してくるが、スターアライアンス特典は固定。
・スターアライアンス特典の特徴として目的地との単純往復に加えて国内一区間付け加えられる。

コツコツ貯めたマイルを特典航空券と交換して旅に出る。行き先の選び方、飛行機の選び方、何を優先させるかはそれぞれでしょう。でも、もしANA便限定、というこだわりがないのならスターアライアンス特典を使って国内一区間追加してみてはいかがでしょうか。1回の発券で1.5回分の飛行機旅を手配。新たな世界が開いていくかもしれませんよ。

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