積立5ヶ月経過
2023年4月からUSD/JPYの組み合わせで毎月60,000円をSBIFXトレードでレバレッジ3倍で積立をしています。さて、5ヶ月目が終了した8月末時点の様子は…
8月の夏休みシーズンは連日のように円が売られていく円安傾向に。1ヶ月だけで3.66円対USドルで安くなりました。その結果、1ヶ月の約定数は過去最低に。一方スワップポイントは1ヶ月で95.43ドル。95.43×144.74(約定平均価格)=13,812円!単純計算ですが、8月の1ヶ月間で約13,812円分が新たに再投資分で買い付けされました。
4月からの為替も考慮すると約定平均価格は139.34円(900,000÷6458.62)に。スワップポイントの再投資での約定分も考慮すると、134.46円(900,000÷6693.04)まで下がります。7月末でのこの計算は「134.47円(720,000÷5354.07)」でした。なんと、円安が進んでいるにも関わらず、日々育っている再投資効果でトータルで見るとさらに急な為替変動(円高)にも対応できる状態になっています。
さて、スワップポイント分を細かくみていくと、自分の口座に実際に入金され、再投資された分はおよそ4,608円。レバレッジのおかげで、その3倍の金額分のUSDを買い付けることができています。(9月4日(月曜日)がアメリカの祝日だったため、月末最終日に普段より多くスワップポイントがついています。)
5ヶ月経過して入金されたスワップ収入合計は6,483円(先月分まで)+4,608円=およそ11,091円。シミュレーションと比較しても、順調です。(シミュレーションは月初時点でのスワップ収入を記載していると思われるので、6ヶ月目のスクリーンショットも載せています)
日本政府はどこまで円安を許容するのか。日米の金利差が為替にも影響してきますが、アメリカのFRBがインフレをどう捉えるのか。こうやって積立FXを始めると、のんびり構えながらも(再投資効果で急激な為替の変動にも耐久性があるため)各国の金融政策による今後の行方がワクワクしてきます。(これが、普通のFXだと胃がキリキリする状態なのでしょうけど…)
コラム:外貨の値段はどうやって決まる?
外国為替がなんとなく身近に感じるのは、毎日ニュースで「東京外国為替市場では円安が進み…」というように耳にしたり、新聞を開けば、主要通貨の為替相場が目に入ってくるから。でも、ニュースで聞いたレートそのままで銀行や両替所で売買できるのでしょうか?
外国為替相場のレートには3種類あります。
売値(うりね・TTS:Telegraphic Transfer Selling Rate)
仲値(なかね・TTM:Middle Rate, Mid Market Rate<ミッドマーケットレート>とも呼ばれる)
買値(かいね・TTB:Telegraphic Transfer Buying Rate)
TTM/仲値は金融機関が毎朝9時55分の為替レートを参考に決定します。計算の基となるデータは金融機関ごとに異なるため、確認する金融機関によってはTTMが違ってくることがありますが、大きくは変わりません。
このTTM/仲値に手数料を足したレートがTTS/売値で、金融機関が顧客に外貨を売る際のレートです。一方、仲値から手数料を引いたレートがTTB/買値で、金融機関が顧客から外貨を買う際のレート。どちらも「金融機関」から見て売る・買う、です。ちなみに、TTSとTTBの差をスプレッドといいます。
手数料は外貨の種類や取扱金額、また金融機関によって異なります。手数料が少ない方が、お得、ということは、つまりスプレッドが狭い方が利用する立場から見るとお得、ということになります。
SBIFXトレードの広告でよく見るフレーズ「業界最狭水準のスプレッド」で表示されているスプレッド実績値はFXのもの。
積立FX(随時購入・売却時)はそれとは別のスプレッドになっています。(下記参照)レートが良いと言われている銀行でも1USDあたり0.08〜0.5円なのでSBIFXトレードのスプレッドがいかに狭いかがわかるかと思います。(ちなみに多くの銀行では為替手数料は1円になっています!)
(2023年9月2日時点)
上記手数料は「積立FX(随時購入・売却時)」。定期購入の場合は中値レートなので、買付コストはなし!
少ない為替手数料(定期積立なら為替手数料無料!)で外貨を買い付けて、外貨定期預金よりずっとレートの良いスワップポイントを受け取る。(しかも金融商品取引法および関連法令に基づき、信託保全されている!)やっぱりFX積立、私は好きです。
最後に、まとめ。
為替レートは 買値(かいね・TTB)<仲値(なかね・TTM)<売値(うりね・TTS)の順に高くなります。
ちなみに、空港などで見かける両替所。
両替レートは 「買取レート(BUY)」<「販売レート(SELL)」と、「SELL」の方が大きい数字になり、2つの差額が両替商の儲けです。
でも、ちょっとわかりにくいですよね… 両替所でいつもどのレートを見ればいいのか迷ってしまいます。わかりやすい写真が撮れたらアップします!
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