「ポイ活でマイルを貯めて飛行機に乗る」一度は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?
クレジットカードで買い物することでマイルを貯めたり、ポイ活サイトで「ポイ活」に励み貯めたポイントをマイルへ交換。飛行機に乗らず、日々の生活の中で航空会社の特典航空券と交換できるマイルを貯める「陸マイラー」さんたち。
クレジットカードで買い物をすることでマイルが貯まるカードも数多くあります。毎年それなりの金額をクレジットカード決済される方ならマイル交換しやすいクレジットカードを毎日使うことで無理なく、働力もかけずにマイルが貯まることに。
そこまでクレジットカード決済は多くないけれど、またはマイルをより多く貯めたい、という方はポイ活。ポイ活サイトで高額のポイントが貯まるのは、クレジットカード発行や証券口座開設など、「でも、ちょっとな…」と思うものが多かったのでこれまでポイ活にはそこまで力を入れてきませんでした。
そんな私がポイ活に目覚めたきっかけは、楽しみながら効率よくポイ活できるサイトと出会ったから。「へ〜、こんな物もあるのね」と世界が広がり始めています。
ポイ活基礎編
「ポイ活」をすでに始めている人ならハピタスやモッピーといったサイトはもうご存知ですよね。楽天やユニクロなどでのオンラインショッピングも、これらサイトを経由していくとそれぞれサイト独自のポイントが貯まっていき、そのポイントを銀行振り込みや他のサイトで使えるポイントに交換できる、というものです。
いつものオンラインショッピングにちょっとひと手間かけるだけでポイントが貯まっていく。「無理なく」なところが嬉しいのですが、多くの買い物で付与されるポイントは1〜3%。そのためなかなか溜まりにくいのも事実です。そして、サイトで紹介されている高額ポイントが獲得できるのはクレジットカード発行や証券口座開設など、人によっては心理的ハードルを感じるものが多い、というのも。本当に作りたいと思っていたクレジットカードや証券口座なら良いのですが、「ポイントだけのために…」となる気持ち、分かります。
独自ポイントから他のポイントへ交換するまでは有効期限もないのも多いので、地道に貯める。クレジットカードや証券口座などの開設が必要になったときにお目当てのものが掲載されているかチェックするなど普段から使ってみて損はないと思います。
また、JALマイルを貯めている人はモッピーから交換レート実質80%還元というキャンペーンを定期的に行っているので、JALマイルをポイ活で貯めたい、という方にとってモッピーはなくてはならないサイトになりそうです。
ファンくる
使いもしないクレジットカードや証券口座開設に心理的抵抗があり、オンラインショッピング以外でのポイ活サイト利用をしてこなかった私ですが、ファンくるというサイトを知ってから「ポイ活」が楽しくなりました。
ファンくるとはミステリーショッパーのサイト。登録・利用料は無料です。匿名の調査員として飲食店や美容系、その他サービスのお店にお客として利用し、アンケートに沿ったレポートを提出することであらかじめ決められた報酬分をポイントとしてもらえます。実際に店舗に足を運ぶものだけでなく、通販や店頭購入、アンケートなどでもポイントを獲得できるので間口が広いです。
自分でお金を払ってサービスを受けるので、匿名調査員としての目も光ります。調査員として抽選に当選したら、調査に必要なアンケートを読んで、どんなところを意識してくるかをチェック。「調査員」と身バレしてはいけないので、「普通」を装いながら鋭くチェックしてくるので、一人で勝手に「探偵みたい」とワクワクしながら利用しています。自分が体験して感じたことをアンケートに答えることによって、お店や商品の改善につながり、自分自身もポイントを得られる、サービスを受けたり、商品は手元に残るのでwinwinの関係だと思っています。
飲食店や美容系のお店がお近くにない場合でも、通販系は全国一緒なので利用しやすいです。何を優先して商品を探すかはそれぞれ基準があるでしょうが、ポイ活に興味がある人なら誰しも気になるのが何%ポイントがつくか、ということ。検索画面で謝礼順に並び替えることもできるので、気になる方は使ってみてくださいね。
ファンくるポイントはサービス・商品により付与されるポイント数は変わってきますが、最大100%のものもあります。よく見かけるのは50〜80%なので、かなりの高還元率といえるのではないでしょうか?
さて、ファンくるで貯まったポイントは、最大70%分のANAマイルに交換することができます。例えば、10,000円分のファンくるポイントを持っていれば、7,000ANAマイルになるということ。7,000マイルあると、毎週火曜日に発表されるトク旅で3,000マイル区間の往復や国内線片道が5,000マイル〜といったものに交換できます。JALマイルへの交換は経由を重ねても50%。増量キャンペーンなどで増えることもあるかもしれませんが、いつでも確実に交換できるのは50%まで、です。
ファンくるgood
- 自分が試してみたいサービスに対してお金を払い、レポート提出することによってポイントが得られるため、「利用しないのに…」という心理的抵抗がない。
- 飲食店、美容系、リラクゼーション系、通販、店頭での購入等選択肢が多岐に渡っているので、自分に合ったサービスを利用しやすい。
ファンくる注意点
- 調査員として参加できるかどうかは抽選結果次第。
- 当選日からレポート提出日まで期限が短い場合もあるので、確認が必要。
- レポート提出からポイント付与まで最大5ヶ月かかる場合がある
ファンくるを楽しむために
ファンくるで得られたポイントには180日という有効期限があります。また、レポートを提出してから実際にポイントが有効化するまでには即日〜5ヶ月と幅があり、いつ付与されるかは分かりません。
後で詳しく紹介していきますが、ファンくるポイントをマイルに変更するまでの手続きにも時間がかかります。そのため、「マイルを使って旅に出たい!」となってからファンくるで匿名調査員としてモニターに参加するのでは遅すぎます。また、こまめにサイトをチェックすることで、すでに定員に達しクローズされていた案件がキャンセルで再募集されていることも。自分が興味のあるサービスに出会えるかは、こういった努力が運に結びついてくるのかもしれません。
ファンくるポイントをマイルに
さて、モニターをして提出したレポートが承認され、付与されるファンくるポイントですが、交換先は5つ。amazon gift car、Gポイント、Pex、デジタルウォレット、ドットマネーとなっています。
ANAマイルへの交換、出てきませんね。というのも、ファンくるポイントをANAマイルに交換するためにはいくつかのポイントサイトを経由していかないといけないからです。
現在ポイントサイトからANAマイルへの最高還元率は70%。そして残念なことにJALのモッピー→JALマイルといった直接交換ではこの70%は存在しません。(直接交換では50%がMAXです)
ANAマイルを70%レートで交換できる方法は現在二つ。俗に「nimocaルート」と「JQみずほルート」と呼ばれています。
nimocaルート
ファンくる → Gポイント又はPex → nimoca( ANA VISA nimocaカード)→ ANAマイル
JQみずほルート
ファンくるポイント→Gポイント→JRキューポ(JQ CARDセゾン)→永久不滅ポイント(みずほマイレージクラブカード/ANA)→ANAマイル
どちらのルートを使っても還元率は70%。だったら交換回数の少ないnimocaルートを選びたい!となるのですが、nimocaポイントをANAマイルに交換するにはANAマイルに交換できるポイント交換機で行う必要があり、その設置場所は九州(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎)と函館のみ。お近くにポイント交換機があれば、ファンくるポイントから交換手続きが最小限で済むのでおすすめです。
お近くにnimocaの交換機がない場合、現実的な方法としてはオンラインで全て完結できるJQみずほルートのみ、となってきます。JQ CARDセゾンとみずほマイレージクラブカード/ANAという2枚のカードが必要となってきて、それぞれ発行までに日数を要します。(シゲサエママの場合はJQ CARDセゾンカード発行に6日、みずほマイレージクラブカード/ANAに13日かかっています。*みずほ銀行に口座ありの状態)nimocaルートを使うにしても、ANAマイルと交換可能なANA VISA nimocaカードを持つ必要があるので、カード発行までの時間も考えて行動した方が良さそうですね。
まとめ:時間的余裕を持って計画的に
簡単気軽に始められるポイ活としてファンくるを紹介してきましたが、ポイントが付与されるまでの時間(即日〜5ヶ月)や、ファンくるポイントをマイルに交換するまでの時間を考えると、半年はかかるかもしれないという事実。
でも、何事も軌道に乗ればうまく回り出すもの。初めてマイルを得るまでは時間がかかるかもしれませんが、定期的にファンくるサイトでモニターを続けていれば、定期的にマイル交換ができる、ということにもなります。
繁忙期の特典航空券への交換はさらに作戦を練る必要がありそうですが、毎週火曜日に発表されるANAのトク旅マイルなら3,000マイルからふらっと旅に出られます。ふらっといつでも旅に出れるよう仕込みは計画的に。ポイ活、一緒に始めてみませんか?
>>こちらのサイトからお申し込みいただくと紹介キャンペーンの適用となり、初モニター当選&レポート提出後に3,000ポイント(300円相当)分がプレゼントされます。よかったらぜひ!
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